エラスチンの役割と増やし方
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こんにちは。
アルベイズ梶原です。
エラスチンは真皮の2%程を占めるタンパク質で、ワイヤーのようにはりめぐらされてコラーゲン繊維を束ね弾力のある肌を作る役割を担っています。
しかし、エラスチンもコラーゲンと同じく加齢や紫外線などの影響で壊れていきます。
エラスチンが減ると肌や血管の弾力が失わ れ たり、シワができたりします。
エラスチンの増やし方
エラスチンを増やすためにできることは
- エラスチンを摂取する
- FGFを増やす
の2つです。
マウスを使った実験で
エラスチンは食べ物から摂取しても血管の弾力が維持された
という報告があります。
また、こちらもマウスを使っ た実験で、皮膚にエラスチン を塗った場合、皮膚のしなやかさが維持されたという報告があります。
このことからエラスチンを口から摂取したり、皮膚に塗っても効果があることが示唆されています。
エラスチンが豊富な食材
コラーゲンと同じく、皮や軟骨に多く含まれていますが、最も大量に含まれているのは豚や牛などの動物の大動脈血管です。
でも、そんな部位普通、売ってないですし、食べませんよね。
エラスチンに関しては食事から摂るのは難易度が高いので、サプリで摂った方が良いでしょう。
FGFがエラスチンの生成を促進する
成長因子の一種であるFGFは真皮細胞にエラスチンの合成を促進させる指令を出し、エラスチンを増やします。
FGFのような成長因子は分子量が大きく、肌から直接吸収させることは通常不可能ですが、ナノOCT加工という特殊なナノ化技術を使うことで可能になります。
成長因子を増やす方法はこちらで解説しています。