化粧水は意味ナシ!?皮膚科学が紐解く正しい使い方と間違った使い方

アルベイズ梶原
化粧水は意味ナシ!?皮膚科学が紐解く正しい使い方と間違った使い方

こんにちは

アルベイズ梶原です。

 

「化粧水は意味がない」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

特に欧米では「化粧水(トナー)」は必須アイテムではなく、日本人特有のスキンケア文化に疑問を呈する声も少なくありません。化粧水文化は江戸時代から始まったようです。

では、本当に化粧水は不要なのか?

皮膚科学の研究をもとに、その役割を検証します。

化粧水の意味― 皮膚科学的視点から


皮膚は外界からの刺激や水分蒸発を防ぐ「バリア機能」を持ちます。角質層には約20〜30%の水分が含まれており、これが保持されることで肌は柔軟性と透明感を保ちます。

化粧水の主な役割は以下の3つに分類されます。

  • 角層水分量の一時的増加
    化粧水塗布後、角層の水分量は一時的に上昇することが報告されています(Egawa et al., Skin Research and Technology, 2007)。
  • 有効成分のデリバリー
    ビタミンC誘導体やナイアシンアミド、セラミドなどを含む化粧水は、美白・抗酸化・バリア機能補助といった生理活性を発揮する可能性があります。
  • 後続スキンケアのサポート
    角層を水和させることで、美容液やクリームに含まれる脂溶性成分の浸透性が高まることが示唆されています。

 

「化粧水は意味がない」と言われるワケ

化粧水の効果に懐疑的な意見は、以下の科学的知見に基づいています。

  • 水分保持効果は短時間
    皮膚表面に与えられた水分は数十分以内に蒸散してしまう(Rawlings et al., Journal of Dermatological Science, 2004)。
  • 肌バリアが健康なら必須ではない
    天然保湿因子(NMF)、皮脂膜が整っていれば、外部から水分を補給する必要性はない。
  • 海外のスキンケア習慣との差
    欧米では保湿クリームのみで済ませる文化が一般的であり、化粧水を必須とするのは日本や韓国など東アジアに多い。

正しい化粧水の意味のある使い方 ― エビデンスに基づいて

化粧水を「意味ナシ」と切り捨てるのではなく、科学的知見を踏まえた適切な使用が必要です。

  • 十分な量を塗布する:角層水分量を上げるためには、少量よりもたっぷりめが効果的。
  • しっかりプレスする:塗らずに手にとってから肌に押し込むイメージでプレスしないと角質層まで水分が浸透しないので注意が必要です。
  • 乳液・クリームと併用する:化粧水のみでは水分が蒸散してしまうため、油分でフタをすることが必須(Verdier-Sévrain et al., Journal of Cosmetic Dermatology, 2007)。
  • 保湿成分を重視して選ぶ:例えば、セラミドやアミノ酸は天然保湿因子(NMF)で角質層に水分を留める作用がある

保湿もやり過ぎは逆効果!?

長風呂して手の皮(角質層)がふやけてシワシワになった経験は誰しもあるのではないでしょうか?

長風呂でふやけた手の皮

角質層の水分量の適正値は概ね20~30%であり、あまりに高くなりすぎると逆にバリア機能が働くなり、逆効果になってしまいます。

ただの化粧水は水性なので、油性の角質層へあまり浸透しないのは上に書いた通りですが、フェイスパックだと水分がずっと肌に接触した状態になり、長風呂と同じ環境になるので、注意が必要です。

なので、フェイスパックは適切な使用時間と使用間隔を守って使いましょう。

「フェイスパックは毎日使った方が良い」と言う方もいますが、上のような理屈で個人的には反対です。

 

化粧水の効果的な使い方まとめ

皮膚科学の観点から化粧水について言えるのは:

  • 化粧水は一時的に角質層の水分量を増やす効果しかない
  • しかし美容成分を含む製品は一定の効果を持ちうる
  • 乳液やクリームと組み合わせることで、スキンケア効果を発揮する
  • 正しい使い方をしないと効果はない
  • 保湿もやり過ぎは逆効果

したがって、化粧水は「意味ナシ」ではなく、正しく理解して補助的に活用すべきアイテムと言えます。

結局は、よく言われている通り

化粧水の後は水分が抜ける前にすぐ乳液やクリームを塗って水分の蒸発を防ぐ

という結論になります。

 

 

化粧水は必須!?

解:NO

上で解説してきたように化粧水は確かに正しく使えば美肌効果を発揮してくれます。

しかし、化粧水は必須か?と聞かれると、個人的にはNOです。

あくまで補助的な位置づけだと考えています。

化粧水をつけなくても肌バリアが崩壊してない限りは不足している油分を補うクリームや乳液だけで十分だ思います。

 

例えば、お風呂に入れば、水に浸かっている角質層は適正水分量を超えてしまいます。

お風呂場は湿度がほぼ100%なので、顔の角質層の水分量が不足していることはまずないと考えられます。

なので、風呂上がりにすぐにクリーム等でふたをして水分が蒸発しないようにすれば、化粧水はなくとも、角質層の水分量は適正に保つ事ができます。

逆に、風呂上がりは肌バリア(皮脂)が落ちている状態なので、すぐに油分でふたをして保湿しないと水分はどんどん逃げていってしまうので気をつけましょう。

 

アルベイズの化粧水

アルベイズの化粧水ミスティックアクアは医療グレードのヒト幹細胞培養上清液(通称:上清液)に加えて5種類のセラミドを贅沢に配合した高機能化粧水になります。

化粧水であると同時にセラミドを配合しているので、角質層への補水と同時に保湿もできる処方になっています。

元々、上清液濃度の高いリベレイトローションの効果を150%引き出すための化粧水として開発したものなので、ミスティックアクアは一般的な化粧水とは処方コンセプトが違います。

そのため、追加でのクリーム等は不要です。

 

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