そのフェイスパック、肌を殺してます ― NG使用法5選
アルベイズ梶原Share

こんにちは
アルベイズ梶原です。
今回はフェイスパックについて間違った使い方と正しい使い方について解説していきます。
間違ったフェイスパック使用法は肌を殺す
「フェイスパック=美肌への近道」と信じていませんか?
実は使い方を間違えると、肌はうるおうどころか逆にダメージを受けてしまいます。
今回は皮膚科学の視点から、絶対に避けたいフェイスパックのNG使用法を5つをご紹介します。
1. 長時間つけっぱなし
みなさん1番やりがちなのが、これですね。
「長くつければつけるほど有効成分が浸透する」と思っていませんか?
なぜかと言うと・・・
シートが水分を奪う
もちろん、長時間つけていた方が成分の浸透は進みますが、一方でシートが乾燥すると肌の水分がシート側に持っていかれて、逆に乾燥が進んでしまいます。
「シートをつけたまま寝て、朝完全に乾いた状態になってから外す」という方もいるようですが、絶対にやめた方が良いです。
肌がふやける
また、水分の与えすぎも肌がふやけて肌バリアが働かなくなってしまうので、よくありません。
シートが乾いていなくても、推奨時間内で外さないと逆効果になってしまいます
製品記載の推奨時間を厳守しましょう。
2. 毎日連続使用
「毎日やれば美肌一直線!」…実はこれ、大きな勘違いです。
パックの成分や水分で角層がふやけ続けると、肌のバリア機能は弱まり、外部刺激に敏感な“過保護肌”になります。
理想は定期的にやるよりも、自分の肌の状態をみて使用するタイミングを決めるのが良いと考えています。
例えば、乾燥がひどくなったときに使うなど。
個人的には肌に負担のかかるケア(ピーリング等)を行った後にフェイスパックを使うのが良いと感じています。
3. 入浴直後の高温状態で使用
お風呂上がりは毛穴が開いて有効成分が浸透しやすいですが、高温で血流が増している状態は刺激も強くなりやすいです。
敏感肌の人は肌トラブルの原因に。
敏感肌でない人は成分の浸透が良くなるので、入浴後の使用の方が効果は実感しやすくなるはずです。
4. 肌トラブルがあるときに使用するのは避ける
肌トラブルがあるときに使用するのは避けた方が良いです。
特にニキビはフェイスパックの油分や保湿成分が症状を悪化させる可能性が高いです。
「保湿で早く治そう」は逆効果。
症状が落ち着くまでパックはお休みしましょう。
5. 使用後のスキンケアを省略
パック後の肌は水分が増えて柔らかくなっていますが、そのまま放置するとすぐに蒸発してしまいます。これは化粧水と同じです。
必ず乳液やクリームでフタをして、水分を閉じ込めるとパックの効果をより実感しやすくなると言われています。
フェイスシートの使い方まとめ
フェイスパックは正しく使えば美肌の味方ですが、間違った使い方は「肌の敵」に変わります。
今日からは時間・頻度・肌状態を意識して、あなたの肌を守る使い方を実践してください。
科学的な知見をもとにフェイスパックの使い方について、解説してきましたが、あくまで理屈上こうなるはずという話で、フェイスパックの使い方について実際に臨床試験が行われたわけではないので、エビデンスとしては弱いのも事実です。
各々の肌質によって、ベストなアイテムや使用方法は違うはずなので、色々試してみて、あなたにとってのベストなスキンケアを探してください。
アルベイズ・リベレイトマスク
本年(2025)春に新発売したリベレイトマスクはセミゲルシートを採用したリベレイトローションのフェイスパック版です。
一般的なフェイスパックとはかなりコンセプトも使用方法も違います。
もちろん、効果も全然違います。
「赤ちゃんの肌みたいにプルプルになった」など、お喜びの声を頂いております。
リベレイトマスクはここが違う
一般的な
1.セミゲルシート採用
リベレイトマスクにはセミゲルシートとという特殊なシート素材を採用しています。
セミゲルシートは画像のように水分を含むと半透明になり、ゲルのようなプルプルとした質感になります。
このシートは紙の原料であるパルプから作られていて、100%植物由来です。
2.高い補水力
セミゲルシートは一般的なコットンシートより長時間水分を保持することができます。
シートの水分が蒸発してしまうと逆にシート側に肌の水分が持っていかれて逆に乾燥が進んでしまうのは上で解説した通りですが、セミゲルシートは簡単に乾燥しないので、長時間の着用が可能です。
一般的なコットンシートのフェイスパックは着用時間は8~10分程度ですが、セミゲルシートを採用したリベレイトマスクは15分ほど着用することが可能です。
長時間使った方が有効成分は浸透しやすくなるので、より効果的になります。
3.乳液クラスの保湿力
リベレイトマスクは美容液リベレイトローションのフェイスパック版として作りましたので、リベレイトローション以上の保湿力があります。
リベレイトローションの成分はもちろん配合されていますし、更にセラミドも加えて保湿力を高めていますので、フェイスパック後のクリーム等による保湿は不要です。