科学的に正しい美容法とは?ー科学は宗教の1つー
アルベイズ梶原Share
こんにちは
アルベイズ梶原です。
多くの方は”科学”と聞くと”絶対的に正しいもの”と考えるかもしれません。
しかし、科学も1つの宗教です。
つまるところ、”信じるか信じないか”だということを論証してみました。
”1+1=2”になるとは限らない?
実は”1+1=2”は数学を信仰する人々が「一足す一は二になる」と信じているから成立しているだけです。
だから、数学信者ではない人にとっては”1+1=2”は必ずしも正しくありません。

数学は数学が正しいことを証明できない
これは論理的に証明されていて、
数学では
- 公理:証明せずに正しいものとして採用する前提
- 推論規則:そこから結論を導くルール
をまず定めます。
例えば、「自然数とは何か?」「四則演算をどう扱うか?」などのルールを決めます。
こういったルールが本当に存在しているかどうかは誰も確かめられません。
極端に言うと「神が存在している」かどうかを確かめられないのと同じです。
つまり、数学が正しいかどうかは、「数学のルールが存在している」と信じてるかどうかによるということになります。
「神は存在する」と信じている信者にとっては、神は存在しているという宗教と同じです。
これは数学を使う科学全般に当てはまります。
つまり、
論理的には科学と宗教は同じ構造になっているということです。
公理が経典で
推論規則は教義
ですね。

ゲーデルの不完全性定理
十分に強力で無矛盾な形式体系は、自分自身が無矛盾であることを、その体系内では証明できない。
というのがゲーデル先生が証明した不完全性定理というものです。
すごく雑な言い方をすると
完璧な科学の体系があったとしても、その科学の体系内では、自身の体系が完璧であることを証明できない
つまり、この定理を使うと
科学は「科学が正しい」ことを証明できない
という結論が導かれてしまいます。
余談ですが、予備校時代は受験勉強そっちのけで、この不完全性定理の証明にハマってました。
科学一神教
僕も昔は科学一神教の信者でした。
一神教はその他の神を否定しないといけないので、科学的でないもの全てを否定的に見ていました。
今は改宗して、いろんな神を信仰する名も無き多神教の信者になっています。
科学も信仰する神の一柱ですし、八百万の神々も信仰しています。
科学は万能ではないにせよ、この世界のロジックを理解し、世界を善くしていくことができる強力なツールでもあるので、重要な神の一柱だと考えています。
なので、科学的なエビデンスが重要だと考えは昔と変わっていません。
ただ科学的なエビデンスを絶対視はしなくなったということです。
科学の限界
科学を絶対視しなくなったもう一つの理由は科学では、確実なことは何も言えないという科学の限界があるからです。
例えば、薬を例にとると
臨床試験の結果、ある新薬は7割の被験者に効果があったとすると
その薬には薬効があると認められて、認可されるわけですが、
逆に考えると「3割の人には効かなかった」ということです。
万人に効く薬はない
ヒトは千差万別で遺伝的体質、生活習慣などが完全に同じ人間はいません。
なので、
万人に効く薬とか
誰でも綺麗になる美容法
はないわけです。
科学的に言えることは、
この薬はこの病気の人の7割には効果がある
というところまでで、効かない残り3割の人についてはカバーできません。
現代医療の限界
現代医療は原因がよく分かっていないアレルギーや自己免疫疾患に対しては基本的に対症療法しかできません。
しかし、科学的とはいい難い古典医療(アーユルヴェーダなど)が劇的な改善をもたらす場合もあります。
多神教的価値観
神は万物普遍の霊であり、人はその分霊
大本教の開祖出口王仁三郎の言葉です。
僕は大本教の信徒ではありませんが、神のこの定義がしっくりきています。
人にも
物にも
草木にも
動物にも
すべてに神が宿っている。
神というと仰々しいですが、普遍的な魂のようなものをイメージしています。

悪魔の証明
”幽霊が存在しないこと”を証明した者はいない
幽霊というと非科学的なものの代表格ですが、残念ながら科学によって”幽霊が存在しないこと”は事実上証明できません。
”幽霊がいないこと”を科学的に証明するには「この世(=全宇宙)のどこを探しても幽霊はいなかった」という観測結果が必要になります。
しかし、全宇宙を探し尽くそうとしても事象の地平の向こう側は観測できません。
事象の地平線:ブラックホール中心付近では重力が大きすぎ、光が脱出できないため、ブラックホール中心付近では何が起こっているのか観測できない。その境界線
事象の地平線の先がこの宇宙の続きかどうかは分からないですが(別の宇宙につながっているという説もある)。
これは悪魔の証明と呼ばれるもので、”何かが存在しないことを証明すること”は事実上不可能だと言うことです。
まとめ:科学は絶対ではない
科学的に正しい美容法を僕は提唱していますが、
科学的に正しい=大多数に効果がある確率が高い
という点に注意してください。
科学が言えるのは「この方法なら打率が高い」というところまでです。
必ずヒットを打てるとまでは言えません。
それが科学の限界なので、ご容赦ください。
おまけ:本当に論破できてる?
「それってあなたの感想ですよね?エビデンスはあるんですか?」
みたいなのが、一時期流行りましたが、
相手が
「私はエビデンスを基に話している」
と言っても、
「それはあなたがエビデンスを正しいと思ってるだけですよね?感想と何が違うんですか?」
と反論できます(笑)
論理を突き詰めるとどこまでも面倒くさい人間になることができますよ( ´∀`)bグッ!
今回出てきたゲーデルの不完全性定理は強力でほとんどの議論を星一徹のちゃぶ台返しの如くひっくり返せるので、ぜひ使ってみてください。
